こんにちは。薬局ガレリアの薬剤師片山と申します。
「ガレリア日誌」というコーナーで薬局にまつわるようなお話を書き留めていこうと思いまして、始めました。
一人で薬局を開設、一人薬剤師として運営を続けるにあたって、こういった日誌は頭の中を整理したり、日々のネタ帳として機能したりします。
そもそもこの薬局は神田神保町で営業していた薬局の移転版でして、4年間一人で営業していたのですが、やんごとなき理由により赤羽に移転しました(薬局名も違います、、、)。
移転した事情や薬剤師の背景などは、追々こちらでそれとなく日誌として残していきたいと思います。
「開局準備 その1」というタイトルで、今回は薬局に飾っている絵画についてご紹介します。
受付カウンターの顔として飾っている絵はジョン・ポーウェルの「ブルー・ヒル・ベイ」という作品です。シルクスクリーンという技法(≒版画)で作られたものです。薬局長の義母から新規開局に合わせて譲っていただいたものです。当薬局にデフォルトで飾ってある作品はほぼすべて版画の作品で、どういうわけかいつの間にか版画が好きになっていました。
薬局の内装を作るにあたっては、受付の顔として飾れるように、調剤室の壁の設計をこの絵画の寸法に合わせたくらい、薬局長にとって特別な絵でございます。色彩鮮やかな花に囲まれた水面のバルコニーはとても美しく、内装工事したばかりで無機質な薬局をふんわりとした印象にさせるような、そんな絵です。
京都の実家に行くたびに玄関でお出迎えした絵でしたが、これからはご利用者の皆さまをお出迎えするお役目になりました。