マリーゴールドが育ってきています。

赤羽高齢者あんしんセンターさんからもらったマリーゴールドの種が大きく伸びて、生い茂るようになりました。

連日の酷暑で、朝薬局に到着すると、マリーゴールドも夏バテでしなびていますが、水を上げるとしゃきっとするようです。

このまま夏を乗り切れば、オレンジ色の花が咲くそうなので、水やりをしながらじっくり開花を待ちたいと思います。

さて、最近薬局HPのブログが滞っていました。盛況しているというよりは、8月のイベントの準備に追われてなかなか筆を取れませんでした。

8月のイベントは子ども薬剤師体験とアンチエイジング健康講座がメインです。

子ども薬剤師体験は5月にテスターさんと一緒に体験会の骨組みを作って、6月に8人のお子さんに実施したところ、とにかく評判がよかったため、改良を加えました。

6月は日曜日に午前と午後に分けて90分ずつ行ったのですが、問題点も見えてきました。

・薬局長一人でやっているため、4人を超えると待ちが発生してしまう
・60分くらいで体験は終わるので、3~4人だと少し足が出る程度で済む
・薬局のカウンターが高いため、模擬患者への服薬指導は4歳児でけっこうギリギリ
・軟膏のほかにもいろいろやってみたい子もいる
・90分だと小さい子はたちっぱなしの業務は疲れる
・日曜日に実施しすぎると薬局長が消耗する
・聴覚過敏があると、薬局の機械によっては不快感がでる
・小さい子だと軟膏を混ぜる量が多すぎると力が必要で大変
・薬局の目の前を通る人だけにわかる告知方法になって分かりづらい

他にもこまごまとした課題があるのですが、体験を希望するお子さんの枠を増やしながら、お子さんが満足できる体験にするために、以下の改良を施しました。

・60分一本勝負
・混合量は少な目
・薬局の休み時間(14時~15時)に実施することで営業日も開催可能に
・告知を近隣のクリニックにもお願いして、認知してもらう
・基本は3人までの受付(友達同士なら最大4人まで)
・軟膏、散剤、液剤の3つから選べるように
・土日の告知は他区も受け入れ可
・平日は基本的に北区にお住いのお子さんのための枠に

このように改良した結果、予約受付は2023年7月26日の時点で、当初15人の枠に対して、平日枠の拡張も併せると50人ものご予約をいただきました。

その分、薬局のお昼休みはなくなるのですが、8月は繁忙期(薬局は通常閑散期なのです)として、風邪をひかずに乗り切りたいと思います。

毎日お子さんが体験しに薬局に来るという状況が8月です。

簡単な職業体験のアンケートも実施して、集計した結果を保護者の方にもご案内できるように冊子のようなものも作りたいと思います。

9月以降は隔週で定期開催して、いつでも対応できるように現在調整しています。

現在新しく考えていることは

・中高生に向けた本格的な職業体験会
・高校卒業する予定のお子さんに向けた気合いの入ったお薬講座
・お友達と楽しく体験できるよう、紹介しやすい仕組みの構築
・軟膏、散剤、液剤、防災に続く新しい体験内容の開発(一包化、実際に自分の処方せんを扱うなど)
・赤羽エリア、北区エリアで広く体験の機会が得られやすいようにするために体験会実施マニュアルの作成
・規模の大きな体験の実施(避難所生活での薬剤師との関わり、チームを組んでの調剤など)

一人でやっていると追いつかないのですが、実績がないと協力が得られにくい大人の事情もあるので、できるところから取り組みたいと思います。

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