薬局のご近所さんに生い茂るグリーンで有名な「エリーズカフェ」さんがございます。
テラリウム(容器の中にガーデニングするもの)を作るワークショップを開催されていたので、薬局のインテリアを作りに参加しました。
以前ランチしたときに、よさげなインテリアが飾ってあり、実際に自分でも作れるとのことで、その場ですぐに申し込みしてしまいました。
ペットボトルくらいの高さのガラス瓶に砂や石を敷き詰めた後、水で柔らかくした土を盛ります。
ワークショップの講師(オーナーの娘さん)曰く、「自由に作っていいんです!」とのことで、恐る恐る土を盛っていきます。
造成工事中のガラス瓶。立体的に作りたかったので、斜面を造成しています。
石や砂の敷き詰め方を教わりつつ、どのように盛っていくかどうかは自由なので、恐る恐る進めていきます。
この時点で分かっていればよかったのですが、あとで石や砂はほじくり返せたり、再調整することが割と簡単なので、本当に自由でよいと思います。
ワークショップで自由に選べる石や砂たち。色味が様々で何を作っていいか想像が膨らみます。
みんなで同じものを作ってもよかったそうなのですが、やはり個人個人が創意工夫して作ったほうが楽しいそうです。
一緒に参加されていた方の作品を見ていたり、出来栄えを見ていると隣の芝(苔ですが)は青いと感じますね。
薬局長の実家は山に囲まれた盆地にあるので、山の斜面をイメージして造成を進めました。
苔も敷き詰めています。苔の取り扱いや飾り方も丁寧に教えてもらえます。
苔は結構薄くハサミで切ってしまってもよいので、あとからやり直しをしました。
実家にあるそこら辺の景色の一つが見えてきました。冬が近づいてきましたので、少し山肌に雪がかかっているイメージで作りました。
初回に作ると、どうしても隙間を苔で埋めたくなってしまい、生い茂ってしまうものが出来上がってしまうそうです。
詫び寂びが欲しくなり、この時点で苔を少なめにしておけばよかったと軽く後悔しています。
完成作品、「実家を思い出す山?」です
実家の近くに牛はいませんが、動物の温かさがほしかったので、2匹牛をいれました。
雪が少し降った後の山で牛が草を食べてるテラリウムです。
実際は牛もいないですし、岩もがっつり斜面から出ていることは少ないですが、山肌から見える雪が、京都の高速道路から見える片田舎の雰囲気と少し似ている気がします。
右の作品は前回ワークショップにも参加された方の作品です。
クリスマスっぽく仕上げていて、とてもかわいらしいですね。
ベンチがちょこんとあるのも、物語を感じられて、よい余韻が残ります。
ワークショップの終盤は、ドリンクを飲みながら、作った作品からいろいろお話が広がって、楽しい時間を過ごせます。
作っている最中は、結構細かい作業が多いので、無心になって作って、間に技術的な解説をもらって、、、の繰り返しです。
集中力を使うので、2時間のワークショップもすぐに過ぎてしまいました。
その後のお手入れの方法や、調整方法も教えてもらえます。
次回は12月に開催されるそうです。
エリーズカフェ 東京都北区赤羽2丁目24−1
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