私は、多様な身体を肯定する「ボディ・ポジティブ」という概念に基づいて、ふくよかな身体に焦点を当てた作品作成を行ってきた。本作では、自身の過去の経験をもとに、体型にまつわる切なさや戸惑いをイラストとして表現した。しかし、これは決して慰めや励ましではなく、弱さを共有することを目指した試みだ。落ち込む感情も私たちの一部と捉え、それらを否定せずに見つめる態度にこそ、新たなポジティブの形があることを提示している。