MIMIKO個展「欲望の痕/Traces of Desire」は12月10日をもって開催終了しました。

薬局ガレリアの待合スペースを活かした個展も先週の土曜日を以て開催終了しました。

第1回目は東京藝術大学大学院生のMIMIKO氏の個展で、現代美術と過去のポートフォリオ集を掲示いただいておりました。

薬局にいらっしゃる患者さん、卸の担当者、仕事仲間だけではなく、個展を目当てにいらっしゃる方も来局され、いつもとは違う賑わいをみせておりました。

薬局の待合スペース、壁面全体を使った個展を開くことは少なくとも北区赤羽では珍しく、いらっしゃる方と感想や考え方をお話しし合えることがとても豊かな時間でした。

MIMIKO氏は美術評論の道として、博士にこれから進学される予定です。MIMIKO氏のこれからのご活躍、ご多幸をお祈りしつつ、今回の個展を振り返りたいと思います。

当薬局では、壁面への展示のほか、待合の本棚や相談室、調剤室外側の壁にも展示することができ、スペースを前面に使えるようにMIMIKO氏よりご提案いただきました。

そこまで使えるとは思っていなかったため、作家の方には、より広いスペースが確保でき、これからの展示をとても楽しみにしております。

また、患者さんとの会話にも変化が加わり、待ち時間が足りないという事態も発生しました。

通常、薬局では待ち時間はなるべく少なくする方がよいとされ、当薬局でもお待たせしないように努めています。

しかし、個展を開くことで、作家の作品を知ろうと目録を読む時間であったり、作品を眺める時間は調剤の時間よりはるかに長くかかります。

テレビで時間を消費するよりも、作品から感じられる想い、迫力を慮る時間を少しだけでも共有できれば、ちょっぴり豊かな時間になります。

地域の方と作家応援活動を通して、より豊かな時間を過ごし、お薬のサポートもしっかりできる薬局になれるよう、これからも活動を続けていきたいと思える第1回目の個展でした。

作品の展示準備や撤収作業には、だいたい2~3時間で終わるような規模でありますので、ちょっとだけでも個展をしてみたい!といった方にも、薬局ガレリアの展示スペースは開放しております。

個展の募集要項はこちらから → 【作家様】薬局待合に展示する作品を募集しています

ちょっとだけ覗いてみよう、ちょっとだけ薬の相談してみよう、となれるよう薬局を育ててまいります。

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【薬局ガレリア】
東京都北区赤羽2-24-11
TEL:03-6314-6486
FAX:03-6311-0109
mail:info☆pharmacy-galleria.com
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